ブリュッセルでトランスファー

 約30分遅れでトランファーをするブリュッセルに到着した。
 トランスファーをするときには、飛行機を降りてからTransitを目指して移動していく。ところがブリュッセルではTransitが見当たらない。ブリュッセルは思っていたより大きな空港だ。

 

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 どうするんだろうと何となく歩いていたら、Informationの掲示板があった。そこには行先によるゲートが表示されていた。
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 空港によって勝手が違うから、こうしたことが分かるとホッとする。
 Informationには東京(成田)はBゲートとあった。Bゲートの表示に沿って歩いていけば導かれる仕組み。
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 飛行機はANAの機種に拘っているから、ブリュッセルに到着してから約8時間待たなくてはならない。でもラウンジで過ごす分には苦にならない・・・と思っていたら、ブリュッセルのラウンジはこじんまりとしていてちょっと寂しかった。
 でもしっかりとシャワーを浴びたりして、どんどん時間が過ぎていった。

 まもなく成田行きの搭乗時間になる。

アイスランド出国

 アイスランドではアクティブに過ごすことができた。それだけにたくさんの思い出が積み重ねられた。

 いよいよ出国の時。
 ホテルを午前2時過ぎにチェックアウトして、空港行きのバスに乗り込んだ。そして今はラウンジで、アイスランドでの体験を思い出しながらこのブログを書いている。

 アイスランドは公共交通機関があまり発達していなく、バスかタクシーかレンタカーの利用での移動となる。タクシー料金はとても高く、気軽には使えない。レンタカーはちょっと自信がないので、現地ではツアーを利用するしかなかった。
 しかし通常のツアーと違って、一つ一つが満足いくものだった。
 インパクトがあり、参加者の心に何かしらの思い出を刻み込んでくれるのだ。よくある、ただ行ってきました・・・ではない。何よりも自己責任の世界なので、それがいいのかもしれない。日本だったら「ダメ、やめてください」の世界が「気を付けて」の一言があるだけ。
 ツアーであっても自由に行動できることは素晴らしい。もちろん時間などは守ることは必要だが。集団行動であって、集団行動に縛られない。そして障害者に対しても、黙って手助けをするのではなく、必ず「手伝うか?」と確認してくれる。必要以上に手を出さない。

 空港とホテル間のバス利用は不安であったが、アイスランドはしっかりしていた。
 空港からホテルの玄関先までバスで送ってくれるし、空港へは、ホテルの玄関まで迎えに来てくれる。
 料金はタクシー代の10分の1。時間はほとんど変わらない。

 今回の旅行では、アイスランドの空気を十分に堪能しただけでなく、観光国を誇るアイスランドの精神をも学ぶことができた。

 最後にちょっと一言。
 氷河の洞窟内で、氷壁に声を響かせながら「さくら、さくら」を歌った日本人は、おそらく私の夫一人だけであろう。

 

アイスランドのケフラヴィーク国際空港のラウンジ。中央に溶岩のケルンがあった。さすが火山の国の演出。
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時間が早いので、まだ閑散としている。
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レイキャビーク再び

 偶然にも今日6月17日はアイスランド共和国の独立記念日。1944年にデンマークから独立した日なのだ。
 だったら独立記念日をお祝いするレイキャヴィークを見て回らなくちゃ。

 カテドラルのドーム教会で記念礼拝があると聞いたので、まずは教会を目指した。教会に入ろうとしたら「外交官関係者ですか?」とポリスに聞かれた。「えっ?」
 選ばれた人しか礼拝に出席できないとのこと。確かに教会に入っていく人たちは、盛装していて旅行者は見当たらない。我々は「子羊の婚宴」には招かれていないということか・・・。

 観光化してしまっているハットルグリムス教会ももちろん礼拝はなかった。
 もう一つの教会であるカトリックの聖マリア教会を訪ねた。中心部からちょっと外れた緑の中にある教会。ここだけは扉が開かれており、しばし黙想の時を持つことができた。

 独立記念日のお祭りは、記念式典とパレードが街中を練り歩いていた。
 お気に入りのカルディ・バー(パブ)で再び地ビールを飲んでいたら、賑やかにパレードがやってきた。なんかワクワクした。
 店のマスターはとても陽気で、また知識も豊富。トラベラーのビール以外の質問にも一つ一つ答えていた。日本人てこういう対応ができるか?しかも英語でね・・。

 レイキャヴィークでもう1件行きたかった店は、ワッフルの店。ホテルの朝食に出るワッフルとは比べ物にならないくらいにおいしくて、お店の人もフレンドリーだった。

 白夜のアイスランドはこれでお終い。明日の早朝のフライトでブリュッセル経由で帰国予定。

 

レイキャビークのランドマークであるハットルグリムス教会。この尖塔を目印に歩くことができる。今日も観光客でいっぱいだった。祈りの場ではなくなっている。
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建物の煙突に可愛らしいものが乗っかっていた。
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花も大切にされている。
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礼拝に出ようと行ったドーム教会。ポリスに「招待客でないとダメ」と言われてしまった。
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ドーム教会の近くにあるチョルトニン湖湖畔の教会。ここも閉まっていた。
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チョルトニン湖の南から。右にはハットルグリムス教会、左には湖畔の教会が見える。ちょっとした虚しさ。
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気を取り直して緑に囲まれたカトリックの聖マリア教会。ここは扉が開かれていた。
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カトリックの聖マリア教会の礼拝堂。一人の人が祈っていた。
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国会議事堂前に行ったら、独立記念日の記念式典をやっていた。聖歌隊や音楽隊も記念式典を盛り上げていた。
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パレードがスタート。
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カルディ・バーへ行ったら、「ウェルカムバック」と笑顔で迎えてくれたマスター。
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飲んだビールは、「大統領」という意味の地ビール。2杯も飲んでしまった。
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店の中にさりげなく掛けてあった。「一瞬一瞬を生き生きと、毎日笑って、世界中の人と愛し合おう」
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カルディ・バーの近くにパレードがやってきた。
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次に評判のワッフル屋さんへ。う~んとても美味しい。
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店の窓からの風景。
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こんなオブジェもあちらこちらにあるレイキャヴィーク。
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かわいい消火栓。
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カラフルな家並はアイスランド風景。
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グリムール滝トレッキング

 レイキャヴィークに近いクヴァールフィヨルズルにあるグリムール滝。
 アイスランド最大の落差198mを誇る滝で、その滝までトレッキングをした。

 ダイナミックなその姿を見ることも楽しみであったが、一番はトレッキングを楽しむこと。片道2時間ぐらいであったが、グリムール滝から流れ落ちる支流の渡渉もあり、変化に富んでいて面白かった。
 ここでもルピナスが一面に咲いていて、いい香りを放っているしその景観はお見事。日本にも咲いている高山植物も豊富であった。
 グリムール滝の落口を巻いて一周できるようだったが、準備不足でピストンは仕方ない。もしもう一度来る機会があれば、ゆっくり1日かけての周遊トレッキングをしてみたい。充実したものになるだろうな。

 これでアイスランドのアドベンチャーはお終い。

 

クヴァールフィヨルズルのグリムール滝までの登山道入り口。ルピナスがたくさん咲いていた。
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チョウノスケソウは日本にも咲いている。
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日本で見たことある花だが、名前がわからない。
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アイスランドの花。
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登山道は岩の洞窟をくぐって続いている。
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このような高いところに細い登山道がつけられていた。
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グリムール滝の水が流れる支流を渡渉。靴を脱いで渡った。氷河の水なのにあまり冷たくなかった。
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遠くにグリムール滝が見えだした。
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深い谷底も、岩の壁も緑に覆われている。
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落差198m。
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グリムール滝の水量も非常に多かった。
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グリムール滝の底は深すぎて見えない。
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振り返ると「鯨の湾」を意味するクヴァルフィヨズルが見えた。
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アイスランド南部

 アイスランドの旅は非常に魅力的だ。建物等の観光名所を回るのでなく、アイスランドの自然と一体となって、水や空気や風や陽を体感するからだ。

 アイスランドの6日目はアイスランド南部の旅。

 ソウルヘイマヨークトル氷河の壮大さに感動し、ブラックサンドビーチの奇岩群によじ登り、アイスランドの最南端に位置するヴィーク村に安らぎを感じ、スコゥガフォスの滝の美しさに惚れ惚れし、セリャントスフォスの滝の水しぶきを肌で感じ・・・と、今日もなんて充実した日だったろう。

 アイスランドはアクティブに行動しないと損です。
 自己責任の世界は、たとえ障害があってもその人を尊重し、決して危ないからダメなんてことはない。やり通したことに賞賛もしない。障害の有無にかかわらず人間と人間が向かい合っている。人間と自然が向かい合っている。
 自己責任の世界は本当に気持ちがいい。

 

疑似クレーターのロイズホウラルという赤い丘。
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アイスランド最長の川ショウルスアゥ川
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レイキャヴィークからバスで約2時間。ソウルヘイマヨークトル氷河が見えてきた。
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火山灰に覆われているために黒い色をしているのが特徴。全長8mに広がっている。氷河と氷河から流れ出る川。
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ソウルヘイマヨークトル氷河が近づいた。
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氷河と氷河湖。
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どんどん氷河の奥に入っていった。
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登れるところまで登って・・・。
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こうした雄大な氷河は初めてだ。
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 この素晴らしい氷河に心が躍り、興奮し、この氷河トレッキングに心を残して立ち去った。
 いつまでも居たい場所、再び訪れたいの一つとなった。

 

 ブラックサンドビーチは、レイニスファラ海岸にある。
 黒砂のビーチであり、柱状節理をはじめとした奇岩群が楽しませてくれる。

ブラックサンドビーチ
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クライマー(?)としては、柱状節理を登ってみたけれどね。
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美しい海岸線と玄武岩のレイニスドラゥンガルと呼ばれる奇岩。トロールが船を引きずったまま岩となってしまったという言い伝えの岩。
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アイスランド最南端のヴィク村。心安らぐ村だ。
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村の高台にある教会の敷地からのレイニスファラ海岸の眺め。遠くにレイニスドラゥンガルの奇岩が見える。
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ディロラエイの海岸線。遠くにレイニスドラゥンガルの奇岩。
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幅約25m落差65mのスコゥガフォスの滝。
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滝つぼに虹がかかった。
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滝落口。
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アイスランドは火山と滝と氷河の国だ。セリャラントスフォスの滝の隣に落ちている??の滝。狭い岩の間から入り込み、滝つぼまで行ける。
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滝つぼに立ち上を見上げたら・・・こんなだった。
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グンナイフウロ。日本と同じ花が咲いている。
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セリャントスフォスは落差60m。断崖はかつて海岸線だったとのこと。
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滝の裏側に回り込める。水しぶきと滝の轟音に、自分は滝と一体となった。
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ヴィーズエイ島(アイスランド)

 レイキャヴィークのスカファバッキのフェリーターミナルから約10分で行くことができるヴィーズエイ島。レイキャヴィーク湾の浮かぶ小さな島だ。
 島全体が自然保護区に指定されており、多くの花や野鳥を見ることができる。そしてオノ・ヨーコが造った世界平和を祈念するモニュメント「イマジン・ピース・タワー」もある。

 この島に行こうと思った目的は島をめぐるハイキング。すごく楽しい1日を過ごした。
 ハイキングルートも一般ルートと上級ルートがあり、どちらも楽しめるようになっている。もちろん上級ルートを歩き通した。
 素晴らしいのは、すぐ下が断崖絶壁の海になっているにもかかわらず柵もなくいくらでもその際まで歩いて行けること。日本なら近寄れないようにしてあるのが通常。欧米の自己責任の世界は居心地がいい。
 ず~と海岸沿いに歩いた。
 北海の風を感じ、北欧の太陽の日を浴びながら、そして植物の息吹とたくさんの鳥の声に心を向けてのハイキングはアイスランドでの思い出深い1日となった。

 

スカファバッキのフェリーターミナルの近くにあるラウガールネス地区のルピナスの群生。
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道端の草むらに、普通に鳥が遊んでいる不思議な世界。
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スカファバッキのフェリーターミナルの灯台。遠くからでもかなり目立つ。
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運行されているフェリー。
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対岸ヴィーズエイ島のヴィーズエイ教会とヴィーズエイハウス。
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ヴィズエイ教会の礼拝堂。1774年に建てられた、アイスランドで最も古い教会の一つ。
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礼拝堂の窓からの風景。ず~と緑が続いている。
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2007年に建設されたイマジン・ピース・タワー。オノ・ヨーコが造った。
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世界平和を祈念するモニュメント。日本語や各国の言葉で刻まれている。
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こうした岬がたくさんある。
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ミヤマキンポウゲの群生がたくさんあった。
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きれいな海岸線が続いている。
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1906年に激しい嵐の炒め岩礁に乗り上げて難破した船の乗組員を弔うための記念碑。
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リュウキンカも咲いていた。
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アルメニアも咲いていた。
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柱状節理の海岸線。
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マイルストーン。日本風にいえば一里塚。ウエスト・アイランドの海岸にそって立っている。
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難破した海賊船の錨。
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海岸の水際に咲いていた。
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この花も水際に咲いていた。
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昔に生活していた集落の名残。
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遠くに見えるのは1928年の建てられたスクールハウス。20世紀前半のヴィーズエイ島での暮らしにまつわる写真が展示されている。
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アイスランドにきて、あちらこちらで見かける花。
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いくつもの丘があるが、ウィメンズ・ハイキング・ヒルにはマリア像があった。
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まもなくスタート地点に戻る。最後の小さな岬。
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船着き場近くのヴィーズエイ教会とヴィーズエイハウスが見えてきた。
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スリーヌカギグル火山の火口(地底)探検

 氷河の下にもぐった日の翌日は、火山の火口(地底)に降りてみた。
 毎日、何と刺激的な時間を過ごしているのだろう。

 4000年間休止状態であるスリーヌカギグル火山は、レイキャヴィークから南へバスで1時間ぐらいのところにある。
 ブラウフィヨットル山の駐車場から約45分のトレッキングをしてベースキャンプへいった。そこで火口探検についてのレクチャーを受け、ハーネスとヘルメットを装着。
 火口の入り口に設置されたゴンゴラエレベーターで120m下の地底に降り立つと、そこには巨大な空間が広がっていた。

 言葉が出てこないほどの美しい地球の造形美。黄色、緑、オレンジ、青などの色をした岩がその空間を取り囲んでいた。
 上を見上げると、光が差し込んでいる入り口が遠くに小さく見えた。なぜ地下に空間が広がっているんだろう・・・?
 「通常、火山の噴火が終焉するときは、残りのマグマは火口付近で固まるが、このスリーヌカギグル火山では、マグマが下へ後退したことにより巨大な空間ができた。」というガイドさんの説明。

 この火口探検は2012年より可能になったそうで、季節限定での探検である。
 火口(地底)探検の終了以後、ベースキャンプでは温かいスープが用意されていた。
 ゆっくりと休み、その後またトレッキングをしてスタート地点に戻った。

 火口内の温度は4~5度を保っている。バクテリアもいないし、虫もいないし、もちろん草木も生えていなかった。でもなぜか落ち着く場所だった。
 ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を思い出す。もう一度読んでみようかな・・・!

 

ブラウフィヨットル山の駐車場からスタート。スリーヌカギグル火山を目指してトレッキングが始まった。
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一番右がスリーヌカギグル火山。
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スリーヌカギグル火山
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途中ところどころにこうした穴が開いている。
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ここも北アメリカプレートとユーラシアプレートが少しずつ離れて行っている。ギャウ。ここは1年に1㎝ぐらい離れるそうだ。だからアイスランドは2つの島に分かれてしまうだろうとのこと。
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トレッキング中に見つけた花。アルメニア。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ベースキャンプに到着。レクチャーを受ける。
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いよいよ火口(地底)探検。まずは6~7人乗りのゴンドラエレベーターに乗り込んだ。
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下に降りていく火口。
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約6分で地底に降り立った。上を見上げるとわずか光がさしている火口降り口が見える。
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地底の壁の息をのむほどの美しさ。
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言葉も出てこない。
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自然の力を感じる。
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更には奥深く続いている穴があった。深さ200m超まで続いている。
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ラングヨークトル氷河

 昨日に行ったグトルフォスの源となっているラングヨークトル氷河に、1日かけて行ってきた。
 ラングヨークトル氷河の下に掘られているトンネルの中へ。
 つまりは氷河の下を歩いたということ。地下20mぐらいに広がる全長200mのトンネル空間だ。
 氷のいろんな文様や氷河の中にできたクレパスなど、一つ一つ興味深かった。
氷河内も融けて水が滴っているところもあれば、まったく融けることなく壁も乾いてるところもあった。氷の密度が関係しているとのこと。
 そしてビックリしたのは、氷河内にできていたクレパスだ。クレパスは氷上からできるものと思っていたが、そうでもないらしい。強大なクレパスを真横から観察でき、これは感動だった。

 

車窓から。アイルランドらしい風景・・・だと思う。
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バスで約2時間。フロインフォッサルの滝。
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階段状にいくつもの滝が流れている。
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遠くにラングヨークトル氷河が見えてきた。左はOK山(1170m)。
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氷河の融けた水がこの川にも注がれている。
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だいぶ近づいてきた。
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氷河の入り口に到着。このモンスタートラックに乗り換えて、洞窟まで移動する。
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洞窟入り口には、先行車とその乗客が。
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いよいよラングヨークトル氷河の下へ。ここでアイゼンを装着。
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掘られたトンネルを進んでいく。
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美しい氷の文様。
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氷河の中にクレパスができている不思議。巨大クレパスを横から観察できた。
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 モンスタートラックは、ドイツの軍用機であったが、今ではこのように平和に使用されている。氷河の上を片道2~30分進んでいく。
 やっと到着した氷河の下。神秘的な氷の中での時間は、非常に満足いくものだった。少しずつ融けだしている氷河。この先どうなっていくのだろうか。この美しさは失われてしまうのだろうか。自然と向き合う人間がなすべきことは何であろうかと考えさせられた。
 いい時間だった。

 

レイキャヴィークへの帰路の途中のこと。普通に羊が道端にいるのだ。
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レイクホルト近郊の温泉であり、パイプで湧き出る湯を送っているダイルダルトゥングベル。
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車窓から
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車窓からEsja山(914m)
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Esja山(914m)の南側からの眺め。
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ゴールデンサークル(アイスランド)

 2日目は、レイキャヴィークから日帰り圏のゴールデンサークルの訪問ときた。 約8時間かけてのスポットツアーだ。
 まずはシンクヴェトリル国立公園へ。地球の割れ目のギャウに沿って歩いた。そしてゲイシール。間欠泉のことだ。グトルフォスは素晴らしかった。氷河が溶け出した水が滝になって落ちてくる迫力は、まず日本では見ることはできないだろう。 
 そのほかアイスランドならではの時間を過ごし、とても楽しかった。これらの訪問は、個人では無理。現地ツアーに入っての観光だったが、ラトビアから来たという日本の女性との会話も、現地ツアーならではの醍醐味であろう。名前も聞かずにお別れしたのがちょっと心残りだった。

 

バスの車窓から。
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シンクヴェトリル国立公園。
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北アメリカプレートとユーラシアプレートが引っ張り合い、地球の割れ目ギャウができた。その割れ目に沿って歩いていく。
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処刑の池。
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アイスランド最大の天然湖。
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ミヤマキンポウゲが咲いていた。
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ハクサンコザクラに似ているが・・・。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

温泉湖。
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手を入れたら暖かかった。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

アイスランドを代表する間欠泉。ゲイシールという。
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ストロックル間欠泉の吹き出し口は、とてもきれいだ。
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高さ約20m。吹き上がるストロックル間欠泉。
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次に行ったのがグトルフォスの滝。これは感動。ヴィータウ川だ。
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「黄金」とたたえられる。日の光を受けた滝が黄金に輝くことから、この名がつけられた。2段目の落口。
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ランクヨークトル氷河を源としている。
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高さ30メートルの高さを2段で流れ落ちている。
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ヴィータウ川の下流。こんなに穏やかで・・。
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温泉を利用したプールを見学した。そのプールのそばでは、間欠泉がブクブクしていた。
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レイキャヴィーク(アイスランド)

 アイスランドでの時間がスタートした。睡眠不足も、こういう時には気にならない。
 初日は、レイキャビークを歩いて回ることにした。あまり大きくない街なので、ゆっくり回ってもほぼ1日でレイキャビークは歩きつくしてしまう。バス路線は充実しているが、基本すべて歩き。予定していたところはすべて歩くことができた。
 
 アイスランドは、1日すっきりと青空が広がる日が少ないのかもしれない。晴れ間が出ていても突然雨になったり、かとおもうと日差しが出てきたりだ。 
 今日の気温は12度だった。歩き回るには気持ちいい日。6月は観光のハイシーズンだそうだが、観光客は思ってたより少ない。ゆっくりと時間が流れていった。

 

ホテルから歩いいて15分。レイキャビークのメイン通りロイガヴェーグル通りを目指した。
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こんなおしゃれなゲートがあった。ここから先、車の進入禁止。
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おしゃれなカフェも。
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首相官邸。
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首相官邸前の通りでは、カラーランが行われていた。
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大人も子供も楽しんでいた。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

「アルシング」と呼ばれている国会議事堂。アイスランドは930年に世界で最も古い民主議会「アルシング」を発祥させた。
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国会議事堂前の公園。
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ドーム教会。
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残念なことに、中に入れなかった。
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チョルトニン湖のほとりにある市庁舎。
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チョルトニン湖。「チョルトニン」は「池」の意味だそうだ。
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チョルトニン湖のほとりでは、水鳥に餌をあげていた。
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いい時間になったので、少し休憩。場所はもちろんパブ。生ビールがおいしい「カルディ・バー」を目指した。
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店の中はとても落ち着く。アイスランド産ビールに地元で評判とか。・・・と事前にチェックしておいた。
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う~んおいしい。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

街中にこうした家が佇んでいる。
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見えてきたハットルグリムス教会。
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レイキャビーク中心地のランドマーク。街中で方向がわからなくなったときに、この教会の尖塔を探せばいい。
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まだまだ歩く。次に目指したのは「ペルトラン」。レイキャビークの小高い丘の上にある。
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ペルトランまでは小高い丘を登っていく。ルピナスがたくさん咲いていた。
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ペルトランのエントランス。「ペルトラン」はアイスランド語で「真珠」の意味。
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展望デッキ。
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展望デッキから北方。
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夕食をアイスランド料理で。「73」という名のレストランで、もちろんアイスランドビーと一緒に。
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魚チャー(マスの一種)のパンフリットとサラダ。すごくおいしかった。アイスランドビールはダークをチョイスした。
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ホフディ・ハウス(迎賓館)を遠くから眺めた。ここで、1986年10月にレーガン大統領とゴルバチョフ書記長が会談し、冷戦を終結させる協議をした場所で有名。
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夜の海岸線。
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